ご挨拶
近年健康飲料として注目されております日本緑茶は、今から約270年前(元文3年)、宇治田原郷湯屋谷の茶農、永谷宗園が発案した香りも味も優れた「青製煎茶法」が源です。これが今に伝わる緑茶の始まりとなりました。
当園は、この緑茶発祥の地宇治田原において、初代源三郎が江戸時代の天保年間に生産家として創業いたしました。
その後明治期に入り製茶卸売業を発足して以来、お客様に喜ばれるお茶をお届けするという信念のもと、日本茶の伝統を守りつつ、新しい設備、新しい衛生管理を導入し、新たな可能性を追い続けております。
この長年の経験と厳しい品質管理のもとで創り上げたお茶が当社の自信と誇りでございます。その結果、農林大臣賞、通産大臣賞などの栄誉にも浴しております。
「節約を旨とし、奢侈に流れることなく華美な言葉・虚栄心に依り、他人の真似事をしないよう慎む事。但し、吝嗇に陥らないよう注意すべし。」
以上の当園の社訓にありますように、奢ることなく、一歩ずつ堅実に歩んでまいる所存でございますので、今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。
概要
社名 | 株式会社 矢野園 |
所在地 | 〒610-0241京都府綴喜郡宇治田原町大字南小字並木3 |
電話 | 0774-88-4188 |
Fax | 0774-88-4037 |
創業 | 天保7年(1836年) |
設立 | 昭和24年4月 株式会社設立 |
代表者 | 矢野 芳巳 |
資本金 | 1,000万円 |
従業員数 | 40名 |
製造能力 | 日産 最大4,000kg |
敷地面積 | 6,230㎡(工場、冷蔵庫含む) |
自社冷蔵庫 | 6棟 |
取扱い茶 | 日本茶 及び お茶関連商品 |
工場全体図
矢野園のものづくりに対する姿勢が貫かれた工場設備
矢野園には、第一から第六までの六つの工場があり、それぞれの役割によって多様な商品の生産に対応しています。
- 1第一工場玉露を中心とした仕上げ加工を行っています。
- 2第二工場煎茶を中心とした仕上げ加工を行っています。
- 3碾茶仕上工場(第一工場) 抹茶の原料となる碾茶の仕上げ加工を行っております。
- 4石臼挽き抹茶工場(本社工場)石臼挽き抹茶を製造しております。
- 5ほうじ茶工場(第三工場)ほうじ茶原料に火入れをする仕上げ加工を行っております。
- 6第六工場殺菌粉砕抹茶を製造しております。
- 7粉砕茶工場粉砕抹茶を中心とした粉砕茶を製造しております。
- 8事務所・配送センター(本社工場)出来上がった仕上げ茶のパッケージ作業を行っております。
- 9駐車場
- 10従業員駐車場
- 冷冷蔵庫この2棟他、全4棟の冷蔵庫で製品を冷凍冷蔵管理しています。
組織図
受賞歴
昭和62年 | 宇治茶品評会「煎茶」の部 農林水産大臣賞受賞 大阪優良茶品評会「銀印之部」大阪府知事賞受賞 |
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平成 6年 | 宇治茶品評会「煎茶」の部 農林水産大臣賞受賞 宇治茶品評会「煎茶」の部 京都府知事賞受賞 |
平成 7年 | 大阪優良茶品評会「銀印之部」通商産業大臣賞受賞 大阪優良茶品評会「銀印之部」大阪府知事賞受賞 |
平成15年 | 宇治茶品評会「煎茶」の部 農林水産大臣賞受賞 宇治茶品評会「煎茶」の部 京都府知事賞受賞 |
平成17年 | 宇治茶品評会「煎茶」の部 京都府知事賞受賞 |
平成20年 | 宇治茶品評会「煎茶」の部 京都府知事賞受賞 |
平成21年 | 宇治茶品評会「煎茶」の部 農林水産大臣賞受賞 宇治茶品評会「煎茶」の部 京都府知事賞受賞 |
平成23年 | 宇治茶品評会「玉露」の部 京都府知事賞受賞 宇治茶品評会「煎茶」の部 京都府知事賞受賞 |
平成25年 | 宇治茶品評会「煎茶」の部 京都府知事賞受賞 |
平成26年 | 宇治茶品評会「煎茶」の部 京都府知事賞受賞/大阪優良茶品評会「なにわ緑」の部 日本茶業中央会会長賞受賞 |
平成27年 | 宇治茶品評会「煎茶」の部 全茶連理事長賞受賞 |
平成28年 | 宇治茶品評会「碾茶」の部 京都府茶業会議所会頭賞受賞/大阪優良茶品評会「なにわ緑」の部 全茶連理事長賞受賞 |