お茶の飲み方や中身が、消費者のニーズに合わせて変化しています。
健康志向の高まりを背景に、国内だけでなく海外でも注目される「緑茶」。
その飲み方は、30年ほど前から大きく様変わりしています。急須に茶椀、缶、そしてペットボトルへ。飲用シーンの変化にあわせて、その形状・中身もどんどん変化しています。
今回はいわゆるお一人様が重宝しそうなティーカップをご紹介します。
初めて目にしたとき、用途がわからないくらいスタイリッシュで意外なデザインでした。おしゃれなフィンランドうまれだそうです。
北欧デザインと新しいアイデアのプロダクションハウス「magisso(マギッソ)」。
日常生活に役立つユニークなデザインや新しいアイデア商品を開発、商品化することを使命としているブランドです。magissoの多くの商品は世界的なデザイン賞であるレッド・ドット・デザイン賞を受賞しています。
その特徴に加え、機能性。お茶や紅茶を入れるためのティーパックや急須がカップに一体化しています。
いちサイトの、この商品の売出し文句に「お客様が来ているならまだしも、自分一人のためにいちいち急須を準備するのは非常に面倒というもの。また、使ったティーパックは後で洗わなければいけませんし。」とあります。
まさしく上記の手間を一気になくしてくれるのが、このティーカップなのでしょう。
これも消費者のニーズ、思考の変化ですね。茶器・ティーカップの形状までも新たなものが生み出されていて、発見する度おもしろいです。