暮らしに合わせてお茶しましょう
日本人の体と心を癒してきたお茶文化
朝昼晩のお茶を健康的に楽しむためには
生活シーンに合わせたお茶選びをお客様にご提案しましょう
お茶にもTPOがあります
日本茶といっても、その種類は様々です。さわやかな味の煎茶、まろやかな旨みの玉露、馥郁たる味と香りの抹茶、ほっこりとした味わいの番茶やほうじ茶…。どのお茶も特徴のある美味しさで私たちを和ませてくれます。
しかし、お茶には栽培から製茶に仕上げる過程において、栄養素のタンニンやテアニン、カフェインなどの含有量が異なるため、飲むタイミングによっては体に良くない時もあるのです。
日本茶の良さを知ってもらうためにも、お客様にお茶にもTPOがあり、生活シーンに合わせた茶葉の選び方や飲み方をお教えしたいものです。
- 「朝のお茶」
- 「昼のお茶」
- 「晩のお茶」
- 「あなたにはどんなお茶?」
朝は1日の始まりだけに、美味しいお茶を飲みたいもの。
忙しくて時間のない時には、湯冷ましをする必要がなく、熱湯でサッと淹れるほうじ茶や番茶、玄米茶がおすすめ。
カフェインが少なめで、起き抜けの胃腸にやさしい点も見逃せません。
また、朝スッキリと目覚めたい方や早朝から仕事に従事する必要のある方には、カフェインが比較的多く含まれる上級煎茶や芽茶がぴったり。
眠気を引き飛ばすには、カフェインを抽出しやすいよう高温で淹れるようアドバイスしたいもの。
お茶を淹れることに慣れていない方には、ティーバッグの煎茶を高温でサッと淹れることを提案してもいいですね。