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今月18日に取得しました カナダ有機認証COR にあたり、今日は世界の有機食品の動向にふれてみます。

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*¹The Global Market for Organic Food & Drink (IFOAM)出典

 

IFOAMの調査によると、2009年の世界全体の有機食品市場は約549億ドル、そのうち有機食品が最も普及しているヨーロッパ北米が約260億ドルを占めており2大勢力となっています。

今回認証を受けた カナダ でみてみますと、昨年2014年9月 同等性協定が成立しました

(参考:農林水産省HP http://www.maff.go.jp/j/jas/jas_kikaku/pdf/qa_canada.pdf

これにより、両国のオーガニック製品(ただし農産物および農産物加工食品のみ)が自由に輸出入できることになり、日本にとっては輸出機会の拡大となりました。もちろん、日本に海外のオーガニック製品を輸入する場合も同じで、この協定により、日本のオーガニック市場にさまざまな海外オーガニック製品が流入することになります。

日本はすでにオーガニック食品市場シェア第1位のアメリカ(シェア約44%)、第2位のEU(約41%)、第4位のスイス(約3%)とこの協定を結んでいて、このたび第3位のカナダ(約4%)ともこれを締結したことで、世界のオーガニック食品市場の94%へのアクセスを手に入れることになりました(日本は第5位で約2%のシェア)。 *³

なお、日本のオーガニック食品の同等性協定を利用したEU向け輸出は、EUと同等性協定を締結した2010年には約27トンだったのが3年で約160トンに急増、スイス向けは締結年(2012年)には31キロだったのが翌年は約5トンに急増しているため、今後のカナダ向け輸出量もかなりの増加が期待できるのではないでしょうか

また、JETROの市場調査(2014年) *⁴では、食に関するトレンドとして

  1. 健康志向の食材
  2. 高級食材
  3. 便利な商品
  4. アレルゲンを使用しない商品
  5. オーガニック

が挙げられています。日本食の人気は勿論、カナダ大手スーパーもアジア系食材の強化に乗り出しているようです。

日本はIFOAMジャパン*⁵が推定した日本の有機食品市場規模はおよそ1,300億円で、2009年の世界全体の有機食品市場は約549億ドルからいうと、全体のおよそ2.5%という低い割合です。

しかし、世界で広がりをみせる有機食品。健康やエコ、LOHASといった考え方に共感する人が増えてきた日本においても、これからの動向がおおいに注目されています。

 


参考

*¹)The Global Market for Organic Food & Drink (IFOAM)出典

*²) IFOAM:International Federation of Organic Agriculture Movements(国際有機農業運動連盟)のこと。世界中の有機農業の普及に努める国際NGO。

*³)シェア数値はスイス有機農業研究所(FiBL)・国際有機農業運動連盟(IFOAM)の資料参照

http://www.thinktheearth.net/jp/thinkdaily/news/food/1179jcoea.html

*⁴)http://www.jetro.go.jp/ext_images/world/n_america/ca/foods/pdf/marketing_basicinfo_ca_2014.pdf

*⁵) IFOAMジャパン:IFOAMの内部組織。国内の有機農業確立、有機農産物および有機農産物加工品の啓発活動などを行っている。

 

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