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お茶にとって好相性のお漬物。
基本的には番茶やほうじ茶がよく合いますが、
意外なお茶との絶妙な組み合わせも見逃せません。
ふるさとが生んだお漬物を新しいお茶請けとして見直してみてもいいですね。

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【白菜の浅漬け】
白菜、粗塩、昆布、赤唐辛子があれば、簡単に作れるお漬物。サラダ感覚でサッパリと食べられるため、クセのないお茶との組み合わせがベスト。軽い煎茶や番茶がよく、キュウリやナスなどのぬか漬けにもマッチします
 【いぶりがっこ】
秋田のお漬物。囲炉裏の上でダイコンを干したあと、たくあん漬けにしたもの。現在では燻製室で乾燥しますが、木の香特有の風味が楽しめます。焙煎香のある、ほうじ茶、京番茶、釜炒り茶でどうぞ。日光のたまり漬けにも、このお茶が合います。
 【野沢菜漬け】
長野の野沢温泉村を発祥とする信州の名物。地元では晩秋になると大樽に野沢菜を塩漬けする風景が見られます。あっさりとした風味は、さっぱり系のお茶がぴったり。軽めの煎茶や番茶がおすすめ。京都の壬生菜漬けも、このお茶で味わいましょう。
 【奈良漬け】
平城京の昔より大宮人が食したと伝わるお漬物。白ウリ、キュウリ、スイカ、ダイコンなどを塩漬けし、何度も新しい酒粕に漬け替えて仕上げます。ほのかな酒の香りと個性的な味わいは、ほうじ茶、京番茶、釜炒り茶にマッチ。また、碁石茶との相性抜群です。
 【しば漬け】
京都・大原の里の名産で、ナス、キュウリ、ミョウガの薄切りに赤ジソを加えたもの。その強い刺激を中和するのが、渋みが少なく、甘みのある、茎ほうじ茶、釜炒り茶です。これらのお茶は、梅干しやすぐき漬けと組み合わせても好相性。
 
  【福神漬け】
明治初期、東京・上野池の端の茶店で出されたのが評判となって全国に広まりました。醤油・砂糖・みりんの調味液で漬け込んだ刻み野菜は独特の甘みで、渋みのあるお茶が合います。おすすめは煎茶や茎茶で、甘酢漬けにもぴったり。
 べったら漬け】
江戸時代から伝わる東京特産のお漬物。ダイコンを米麹とお砂糖で漬け込んだもので、甘酸っぱい麹とカリカリとした食感に特徴があります。日本茶では同じように米の風味を持つ玄米茶との相性が良く、やみつきになる組み合わせです。
  【千枚漬け】
京都の冬のお漬物で、幕末に御所の料理人が考案。聖護院蕪を薄く切ることを千枚にするといいますが、その薄切りのカブを塩漬けした後、昆布・みりん・砂糖で漬け込んだもの。渋みのあるお茶がよく合い、煎茶、茎茶、玄米茶がおすすめ。

(参考資料 山上昌弘著 「知識ゼロからの日本茶入門」)

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